大会レポート10
行田鉄剣マラソン 4月1日(日)
行田鉄剣マラソンハーフを走りました。
大会の2,3日前から花粉症の症状が酷く正直マラソン走れるのかなという気分でしたが、丁度桜の満開の時期と重なり、コースの桜並木を走ることを楽しみに気持ちを奮い立たせ望みました。
今回はベアリスメンバーとは会えませんで したが、いつもの会社のラン仲間に合え、仲間とスタート地点に向かいました。
最初の10キロくらいまでは距離稼ぎのため、田んぼのあぜ道のようなところを走るため、あまり景色を楽しめませんが、武蔵水路からさきたま緑道は桜並木で、折り返しコースのため満開の桜を2度楽しめ、更に行き会う仲間と声を掛け合うことで、ペースが落ち掛ける中弛みを抑えることができました。その後15キロ地点からは行田の古墳群の中を走るというマラソンコースとしては珍しいルートとなっていました。
今回は体調不良からタイムは平凡なレベルでしたが、満開の桜の中を走れたのは良いな体験でした。
ゴール後はいつもの増田明美さんとの握手で励まされました。
敢えて希望を言えば、折角 ”陸王杯”という名前をつけたのであれば、ロケ地の水上公園辺りをコースに取り込んでくれたら更に良かったと思いました。
by 森村弘文
大会レポート11
第22回本庄早稲田の杜クロスカントリー&ハーフマラソン
4月8日(日)
Bear Ris
NPO法人
ランニングクラブ
熊谷市拠点のビギナーからシリアスランナーまでの
ベアリスランニングクラブ
2015年大会・イベントレポート
会員が参加したランニング大会・イベント等のレポートを掲載
くの一大会レポ
4区かなちゃんが4位から激走、2人抜き1位の熊商と4秒差の2位に。
しかし、まさかの5区鈴木痛恨のミス。
5区の中継点に姿が見えない。
10秒のロス。
襷を受け取って、100m先のJKを必死で追ったが3秒差で2位。
新年会で優勝を宣言したのに自らのミスで2位となってしまいました。
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
次回頑張ります。
結果
ベアリス激辛チーム 11位 49分45秒
ベアリスくの一 2位 1時間1分45秒
4区 かなちゃん区間賞(13分11秒)おめでとう!
めぬま駅伝出場しました
ベアリス激辛チーム(小内・鈴木保・佐藤・加藤直・森)
ベアリス甘辛チーム(並木・大澤・鈴木竜)メンバーが組めず途中棄権
ベアリスくの一 (大窪・大野・嶋田・加藤かなえ・鈴木)
加須ふじの里駅伝大会に出場しました
大会レポート①
ベアリスRC 中辛
1時間01分20秒
36位/67チーム
(うち高校・大学生8チーム)
ベアリスRC 激辛
53分52秒
18位/67チーム
(うち高校・大学生8チーム)
ベアリスRC くの一
1時間09分29秒
8位/11チーム
(うち高校生3チーム)
1周3kmの周回コースを5人で走る駅伝です。
1週間前の名古屋WOMENSを走ったばかりの女子メンバー、故障明けの男子メンバーとコンディションが整ってない選手も多数いましたが、3kmをほぼ全力で走りました。
男子も大学生・高校生と一緒にスタートで、その速さに圧倒されました。
女子のレベルが高いのも驚きでした。
次回は、もう1チーム増やして出場しましょう。
その前にバーニングマンレース参加者募集です。
熊谷さくらマラソンの前日で無謀と知りながらエントリーしました。
コースは、秩父の美の山を5km駆け上がり、5km下るというハードなコースです。
まだ、知られていないせいか200名ほどのコジンマリとしたレースで、手作り感満載のあったかい大会でした。
来年の開催がさくらマラソンとかぶらない事を願っています。
第1回みなの美の山さくらマラソン 3月21日(土)
大会レポート②
第25回熊谷さくらマラソン 3月22日(日)
大会レポート③
昨年大会優勝の宮本さんも茨城から招待されました。
めぐちゃん、2位おめでとう!
地元の大会とあって、ベアリス会員の方がたくさん出場していました。
穏やかな暖かい日となって、応援もにぎやかでした。
ベストタイム続出でみなさん日頃の成果を出し切っていました。
Who is she?
大会レポート④
第19回本庄早稲田の杜クロスカントリー&ハーフマラソン
かなちゃん 12km 優勝
ゲストの川内さんより賞状授与
のりピー 6km 6位
昨年7位のリベンジ
由美子 6km 3位
入賞おめでとう!
統一地方選の重要な日に早稲田クロカン参加しました。
12人のベアリスメンバーが参加しました。
好天に恵まれ、それぞれの目標に向かって、全力をつくしました。
結果、優勝1、入賞2と期待通りの成果を挙げられました。
ゲストの平井さんと
昨年に続き2回目の参加。
この大会の特徴は、2つある。
1つ目は参加賞の質の高さ。お決まりのTシャツやタオルではなく、コンニャクとパスタの詰め合わせ。
甘楽町さくらマラソン大会 4月19日(日)
大会レポート⑤
戦利品
合宿のお供かな
今日の結果
40歳以下20キロの部 優勝
73分48秒
2つ目は、起伏の多さ。20キロであれば途中4箇所で出現する激坂。そのほかにも、フラットな部分が少なく、ペースを維持することが容易ではない。このコースは、前半行き過ぎた選手が、後半ボロボロになって競技場に戻ってくることが目立つ‥という、恐ろしい大会。
by直人
由美子10km 2位 / ドクターK10km 4位 / 竜一10km 10位
ゆったりした雰囲気の会場
新緑の毛呂山に3人初参加です。
山を楽しもうと思いスタートしましたが、階段(200段くらい?)あり、肩幅しかないけもの道や滑りやすい坂道とハードなコースでした。
滝や小川に癒され、やっとのことでゴール。
20kmの参加者は、ほんとお疲れ様でした。
キツいけど、楽しい大会でした。
第4回もろやまトレイルラン 4月19日(日)
大会レポート⑥
平成27年5月4日(月)天気 晴れ
・実家のある春日部市で開催された第27回春日部大凧マラソンに初参加しました。
【大会の特徴】
・ゴールデンウィークの真ん中に開催される大会。初夏を感じられる大会。
・5月3日と5月5日に大凧あげ祭りが開催されその中日にマラソン大会が開催される。
・コース中盤に大凧あげの会場となる江戸川河川敷の土手を走る。(コースのハイライト?。このあたりは眺めが良い。)
・季節がら暑い。当日も晴れて暑かった。
・コースは概ねフラットです。
・参加賞はタオル。(自分的には練習の時に着れるから大凧をイメージしたTシャツの方が良いと思う。)
ゲストランナーの川内優輝選手がもうすぐエントリーが始まる第1回さいたま国際マラソン(制限時間4時間以内)のPRをしていた。
川内選手は当日、上尾シティーハーフマラソンにゲストランナーとして走ることが決まっているため、トップランナーのゴールには間に合わないが、サブ4ランナーをゴール地点で出迎えますと話していた。第2回大会にはご自身も参加したいと意気込みを話していました。
埼玉県内で開催される大会なので、まだ走ったことの無い方は、ぜひ参加してみて欲しいと思います。
by 上原
第27回春日部大凧マラソン 5月4日(月)
大会レポート⑦
私はショートに参加しましたがミドルに参加した方はかなり大変そうでした。
なので来年はぜひミドルに参加しようと思います(笑)
ショートはそれほどきちんとした装備がなくても走りきれますので初めてトレイルを走る方にはお勧めです。
by 黒澤
5月17日群馬県で開催された赤城山トレイルランニング・レースに参加しました。
ベアリスからはショート(15km)に5人、ミドル(30km)に4人参加しました。
新緑が爽やかで歩いたりゆっくり走るには気持ちが良いですがそれなりの坂なので少しペースを上げて登り坂を走るとゼーゼーします。下りは快適ですが飛ばし過ぎると転びそうになるので注意が必要です。
第9回赤城山トレイルランニング・レース 5月17日(日)
大会レポート8
第一回という言葉、参加賞がたくさんの野菜ということに惹かれ、産後初ハーフとして選んだのですが…
なかなかステキなコースで、途中から、タイムどころではなく、完走を目標に走ることにしました。
最初の2キロくらいは一気に下り、その後は、果てしない上り。とりわけ急な坂というものはなく、河岸段丘になっている農道をひたすら上り…もう残りは下りかな?と思うくらい上り、下りが現れてもまた上る…
前半は、寄居マウンテンのコースより楽だなぁと思っていましたが、ダラダラ上るのは、心が折れそうでした、いや、折れましたm(_ _)mそして、ラスト4キロは、ダラダラ下り。もう、スピードは出ません。平坦が上りに見えました(笑)
大会自体は、第一回にも関わらず、村全体で取り組んでいて、とても暖かく、みんなで創り上げているというのが伝わってきてよかったです。スタート前の、地元の合唱団の方々の大地讃頌には感動しました。
フィニッシュ後、完走賞の裏に当たりが!こんにゃくの詰め合わせを頂きました。部門で2位だったのですが、ワインまで!
今は疲れ切り、あのコースをまた走るのか…と来年の参加を考えてしまいますが、大会の雰囲気はとても良かったので、また出たいなぁと思える大会でした。
第1回やさい王国昭和村 河岸段丘ハーフマラソン 5月24日(日)
大会レポート9
駐車場も多く用意されスムーズに車をとめられ、大会参加人数も適正人数のようでそこまで混雑せず快適、山中湖ICから会場の忍野中学校も近く、熊谷からのアクセスも割と楽です。
まだ、参加されたことのない方は参加してみて下さい。走力にあわせて3コース設定されてます。ロング31キロ、ミドル21キロ(自分はミドルコースに参加)、ショート14キロです。
by上原
大会100選に選ばれたレース、世界遺産富士山の絶景を楽しめるレースとの
ことで参加しました。
しかし、残念ながら大会当日は富士山には雲がかかっており、富士山を見ることはできませんでした。ただ、コースは変化に富んでおり、大変楽しめました。
野原、岩場、森林と風景は移り変わっていきます。
山中湖を眼下に見下ろす場所等もありましたよ。
運営もしっかりしている印象で、大会スタッフの方や自衛隊の方の声援も温かく、励みになり気持ちよくトレランできました。
大会100選に選ばれるのも納得できました。
参加賞は長袖Tシャツ(半袖Tシャツが参加賞の大会が多いのですがこの大会は長袖)忍野そば(生めん)、忍野八海の名水でした。
富士忍野高原トレイルレース 6月7日(日)
大会レポート10
熊谷5時29分発の電車に乗り、大宮からツアーバスで、8時10分には現地到着。
バスを降りた所から、もうスイカを配っていて、早速頂いちゃいました。
10時30分スタートだったので、ゆっくり支度をして色々な出店を探索、女子の更衣室は公民館の中にあって、快適でした。
冨里スイカロードレース 6月21日(日)
大会レポート11
熊谷5時29分発の電車に乗り、大宮からツアーバスで、8時10分には現地到着。
バスを降りた所から、もうスイカを配っていて、早速頂いちゃいました。
10時30分スタートだったので、ゆっくり支度をして色々な出店を探索、女子の更衣室は公民館の中にあって、快適でした。
3週間前に脚を捻挫して、ほとんど走れず、ぶっつけ本番の大会だったので、10km走りきれるか、とても不安なスタートでした。
コースは細かいアップダウンがけっこうあって、ほぼ畑の中。曇りだったけど、暑いのなんのって・・・
10kmなのに給水所が6か所、スポンジやシャワーのサービスもあったけど、練習不足のせいか、7kmくらいでもうバテバテ。
でも9kmの給スイカ所まではと、頑張って、やっとたどり着いたスイカは、本当に美味しかった!!
どのくらい食べたかわからないけど、糖分と水分を補給したせいか、そこからの1kmはすごく快調で、今まで苦しかったのは何だったんだろう?と思う位、ロングラストスパートできました。
ゴールしてからもスイカは食べ放題、大玉1個とはいかないけど、半分くらいはいけたかな?
12時50分までは、本当にスイカは食べ放題で、また沿道の応援が素晴らしく、道路までホースを引いてシャワーをかけてくれたり、栄養ドリンクを配ってくれた薬局もあって、楽しい大会でした。
抽選なので、来年も当たるかわからないけれど、また参加したいです。
でも、暑いから来年は5kmでいいかな。 by 新井
結果は、1時間35分18秒で優勝でした。
みなさん、近場で心が鍛えられるコースです!来年は、是非、エントリーしてみてください!
森林公園で開催されたフォレストマラソンin埼玉に出場してきました。
走り慣れているコースとは言え、1周目は3.5975キロ、残りの7周は2.5キロをクルクルと…
大会じゃなかったら、2周でやめてるよね、と思うコースと気温。11時10分スタートは、いくら木陰を走るとは言え、暑くて暑くて。
ラップタイムは、ラストは上がったものの、もちろん、ビルドダウン(^_^;)
フォレストマラソンin埼玉 6月28日(日)
大会レポート12
コースとしてはとてもタフですが、その分走り終わった後の充実感は他の大会よりも大きい気がします。脚作りにも最適なので坂が好きな方は是非参加してみてください。
by 黒澤
愛妻の丘というとても素敵な名前の強烈な登り坂を越え、折り返してからもアップダウンを繰り返します。ラスト2kmはスタートの時に気持ち良く駆け下った坂をゼイゼイ言いながら登って行きます。多くのランナーが途中で歩いてしまうほどです。今回は最後の坂のために脚を温存しておいたので何とか最後まで走りきれました。
参加賞はバンダナのほかにキャベツ丸ごと1個や回鍋肉の素などでした。我が家のその日の夕食が回鍋肉になったのは言うまでもありません。
群馬県嬬恋村で行われた第8回嬬恋高原キャベツマラソンに昨年に引き続き参加して来ました。数日前までは肌寒い日が続きましたが、とても良い天気で日差しも強く天候としては厳しい条件でした。時折吹く風はとても爽やかでした。今年もハーフマラソンにエントリー。スタート前は10kmにしておけば良かったと後悔しました。
標高1200m程度のスキー場付近をスタートし最初の2kmは驚く程気持ち良く坂を一気に下ります(と言う事は帰りにこの坂を登ります)コース図では前半が下り基調になっていますが、結構なアップダウンがあり脚にダメージが蓄積します。コースは森の中を抜けると一面のキャベツ畑で景観は最高です。まるで北海道のような景色です。途中の給水所にはキャベツもあります。
第8回嬬恋高原キャベツマラソン 7月12日(日)
大会レポート13
塩をなめたり、給水の水を背中にかけたりとそれぞれ暑さ対策をしながら、1人5〜7周をほぼ全力で走りきりました。
途中、ベアリスチームの競り合いや女子に負けじと頑張る選手など、キツいながらに楽しく走れました。
結果、女子「ベアリスRCくの一」チーム、悲願の優勝です。
初優勝に盛り上がりました。
参加されたみなさん、お疲れさまでした。
会員のみなさん、来年はぜひご一緒に!
地元熊谷で行われた3時間耐久駅伝大会。
気温37℃の中、ベアリス5チームが出場しました。
1.5kmの周回コースを駅伝で廻します。
過酷なコンディションで、救急車で運ばれる人も出るくらい危険な大会ですが、なぜか年々、参加者も多くなってきている様です。
第4回バーニングマンレース 7月25日(土)
大会レポート14
「ベアリスRC50(フィフティズ)」チーム
14位 31周
「ベアリスRC中辛」チーム
28位 29周
「u50(アンダーフィフティ)」チーム
13位 31周
優勝商品のバーベキューセット
肉祭りやるっきゃない!
「ベアリスRCくの一」チーム 1位 28周
「ベアリスRC激辛」チーム 9位 34周
大会レポート15
第58回デサント藤原湖マラソン 8月23日(日)
12キロ付近の登り坂はいったいいつ終わるのかという感じで途中歩いてしまいそうになりました。でも最後のほうは下りで気持ちよく走れました。8月の大会であっても涼しく走りやすかったです。
参加賞はデサントのTシャツだったので良かったです。また参加したいと思ういい大会でした。
by めぐ
第58回デサント藤原湖マラソンに参加しました。前日に結構雨が降っていたのか、会場付近は地面がぐちゃぐちゃで、まさかこの道は走らないだろうという未舗装のドロドロの道は、スタートすぐのコースでした。スタート地点が狭かったので、一キロくらいはゆっくり進みました。坂がきついとは聞いていたので覚悟していましたが、登りや下りを繰り返して、疲労が足にきました。途中で、ベアリスの皆さんとすれちがえた時は心強かったです。
めぐちゃん 15km15〜39歳の部 2位 おめでとう!
第31回 山梨市巨峰の丘マラソン大会 9月19日(日)
大会レポート16
フルーツマラソンシリーズの一つで、ツアーが出るほどの人気っぷりの、巨峰マラソンに参加してきました。
ここ3年間は、秩父往還 雁坂越えのウルトラマラソンに出場していましたが、変な夢から覚めて、フツーのレースに舞い戻り。
山梨といえば、地理のお勉強で教えてもらった「扇状地」。
水はけがよく、果物作りには適しているんだ。
コースの売りは、一面のぶどう畑と、甲府盆地を眺める景色。
でもね、そこは、まぎれもなく傾斜地なんだよ。
眺めてる余裕は、あまりないかな。
夏練習の成果で、上り坂へのタフネスは上がっていることを確認。
あとは、レースペースで、ガンガン走り込んで、いざ、つくば
by 直人
結果
20キロの部 総合8位
71分56秒
大会当日は予想に反して朝からピーカンで暑いくらいでした。コースは田沢湖畔を出発し田沢湖駅に向かって坂を下り、21㎞過ぎで再び田沢湖に戻る坂を上りそこから湖畔を1周します。湖畔は小刻みなアップダウンが続き、35㎞過ぎに疲れた脚には応える登り坂が待っています。ここを乗り切ると今度は一気に坂を下りゴールです。ゲストランナーのQちゃんとハイタッチもできました(一緒に参加した上原さんはQちゃんと一緒にゴールしたそうです)
9月20日に秋田県仙北市で行われた田沢湖マラソンに遠征してきました。
熊谷を午前4時45分に出発。レンタカーを借りて男5人の旅でした。シルバーウィークの東北道の渋滞を何とかクリアしまずは川原毛温泉に到着。ここは川そのものが温泉になっており滝もあり豪快なうたせ湯状態です。しかもpH1.41とものすごい酸性で水しぶきが目に入ると目を開けていられません。
そのあとは大会の受付を済ませ田沢湖近くの民宿へ。ここのお風呂も温泉です。大量の湯の花が湯船の下に沈殿しており今まで体験したことがない濃厚なお湯でした。宿の人が驚くほどたくさんご飯を食べて十分なカーボローディングを行い、少々のビール、お酒で給水も行いました。
第30回記念田沢湖マラソン 9月19日(日)
大会レポート17
大会終了後は車で横手市内に移動し夜は大人の反省会でした。盛り上がってしまい途中から記憶がありません・・
翌日は山形、新潟経由で埼玉へ。途中で美味しいそばを食べたり飯豊温泉に寄ったり旅を満喫しました。運転の竜一さんと車で帰らなければならない小内さんには申し訳なかったですが途中からは移動居酒屋状態となりまさかの二日連続の記憶喪失となりました。
埼玉からは遠いので参加しにくいですが、温泉や景色も楽しめるおすすめの大会です。
by 黒澤
6時30分、秋晴れに恵まれ、爽やかな空気の中、スタートです。
長瀞駅から秩父の山と峠を数珠つなぎにつなぎ、寄居駅までの27km低山縦走のハイキング。
ウォーキングと緩いタイトルですが、なかなかのハードコースです。
宝登山-出牛峠-不動山-間瀬峠-雨乞山-榎峠-陣見山-大月峠-虎ヶ岡城跡-円良田湖-羅漢山-寄居町と山や峠を登ったり、下ったり。
地図を見ながら、「まだ、3分の1しか来てないよ!」
走ったり、歩いたりしながら6時間半かかって、やっとゴール。
いい足づくりになりました。(4時間45分でゴールしたメンバーもいましたが)
ゴールしてからの抽選会では、新井さんにゴアテックスのトレッキングシューズが当たりましたよ。
興味のある方は、来年ぜひ一緒に参加しましょう。
第14回ロングウォーキングちちぶ路 10月4日(日)
大会レポート18
奥武蔵グリーンライン・チャレンジ42.195kmに初チャレンジしてきました。
奥武蔵の山中の林道を登って登って登っては下り、そのアップダウンの繰り返しをひたすら走って行くという、きついコースでした。
足の疲れが出てきた20km以降は「何でこんな苦しい大会にエントリーしちゃったんだろう!?」と思いながら走っていました。
でも、そんな苦しさを癒してくれたのが、楽しいエイドでした。水・スポドリはもちろんのこと、ファンタ・コーラなどの飲み物、バナナ・メロン・グレープフルーツ・ブドウなどのフルーツもたくさん!カステラ・チョコレートケーキ・クルミなどのナッツ類・甘くておいしいトマトなどなど・・・何を頂こうかなと迷うほどでした。
後半のエイドでは炊き込みご飯・うどん・お汁粉ありと、内容は素晴らしく充実していました。「たくさん食べて行ってね!」という声に励まされパワーを貰い、ラスト7kmの下りに突入です。いつ足が攣ってもおかしくない状況になってきていて、スピードを上げたり抑えたりしながら、駆け下りてきました。そして無事ゴール!!
雨の中どうなることやらと思いながら臨んだ大会でしたが、涼しくて気持ちよかったです。
フルマラソン本番前のいいチャレンジになると思いますので、皆さんにもお奨めです。
by 嶋田ち
第12回奥武蔵グリーンラインチャレンジ 10月11日(日)
大会レポート19
秋晴れ 気温25℃の暑い中、秩父路を走ってきました。
初参加4名は、キツいと聞いていたコースに少し緊張気味。
少し始まった紅葉を横目で見ながら、10kmずっと登り坂を登っていきます。
折り返しコースなので、メンバー全員に声をかけ、励まされて、今度は下り坂。
まるでトレイルのようなコース図で、ほとんど平坦がありません。
残り1kmで、1時間20分後に出発した10kmランナーのトップのスピードに圧倒されて、2年ぶりのハーフマラソンを走り終えました。
練習の成果を試すのには、いいコースでした。
第45回小鹿野ロードレース 10月18日(日)
大会レポート20
早朝4時に自宅を出発し、3時間かけて辿り着いたのは、日本海に面した新潟県長岡市寺泊。
レースの名称通り、寺泊からシーサイドをひたすら柏崎方面へ向かい、中間地点付近で折り返すコース。高低差がほとんどなくて、景色が最高でーす。高低差があまりないので、ベアリス内部では、いいコースとは言えないかもしれませんが。
さて、そもそもこの大会に出場した目的は、1か月後に狙いのつくばマラソンを控え、フラットなコースで、1キロ3分40秒前後のペースを刻む。ということが、このタイミングでのステップとしてありました。また、直近の練習でのフィーリングから、まあ、いけるっしょ。という、言葉では説明できない手ごたえもあったので、目論見通りのペースをレース前に設定。
第37回寺泊シーサードマラソン 10月18日(日)
大会レポート21
スタート間際、整列を始めると、気合いの入ったレースウェア、薄いシューズに、自分よりも明らかに絞れた体の選手が数名。
見た目は速そう。見た目は。
レースがスタートして、数百メートルで、見た目だけであることを悟る。さようならー。
淡々とペースを刻み出す。
折り返しから、昨年の覇者を追い掛けはじめる。というか、前のペースが落ちていた。
ラスト5キロは、キロ3分40秒切りでビルドアップ。と思っていたけど。見事に上がりきらない。
折り返してすぐのペース設定を欲張りすぎたようだ。もっと我慢して、最後にぶっ放すくらいが、今の体調にはベストだったかな。
タイムは、78分33秒で、まあまあ。
順位は2着で、副賞なんだろーな。と期待したけど、メダル&賞状のみ。
表彰をしたステージ上に、海産物の入った発泡スチロールが大量に縦積みになっていたので期待したけど、お楽しみ抽選会用だったようです。
入賞したときの対価は期待できないけど、シーサイドを駆け抜ける爽快感を味わうことができた、いい大会でした。
by 直人
大会レポート22
第32回大町アルプスマラソン 10月18日(日)
今年で4回目の参加になります。
日帰りには少し遠いので近隣の葛温泉に前泊しました。
「日本の屋根を走ろう!」というサブタイトルが付いていますが、
その名の通り日本で一番標高の高い(645m~862m)陸連公認大会だそうです。 当日朝の気温は11℃。お天気はこの地域特有の朝霧。
8時50分、ひんやりとした空気の中をスタートします。
序盤は下り基調でとても走りやすいです♪
8kmの折り返し地点を過ぎ、給水所のりんごを美味しくいただいたらレース本番!
中間点まで高低差およそ220mの上り坂が待っています。
この頃にはすっかり秋晴れの青空で気温は18℃前後でした。
30km以降もアップダウンの繰り返しでペースを落とすランナーが続出。
何度走っても本当にタフなコースですね。
それでも毎年のように参加してしまうのは、
鹿島槍や爺ケ岳など壮麗な北アルプスの山々が待っていてくれるからでしょうか。
きっとこの景色を観るためにまた来年も大町を訪れると思います。
by 小内
女子が主役のトレイル大会に新井さん、嶋田さん、大野で行って来ました朝方までの大雨で 開催が心配されましたが、日頃の行いのお陰で 雨も上がり、びしょ濡れだけは さけれました。
9時半スタートで三キロほど 急勾配の坂をあがりいよいよ 山道へ。
スタートが後ろに並んだせいで
しばらく 一列歩行になってしまい、時間ロス。かなりの急勾配の山道が続きましたが、4ヶ所のエイドが充実で 力をもらえます。
ラストは 激坂を下り 足を使い果たしたあと、案内のおじさんから「残り3.5 登りがあるよ」と言われ、力が沸き上がりませんでしたが なんとかゴール。
ゴールすると タキシード隊さんからケーキを頂けます。なんとノンアルビールもラーメンも!
そして 嶋田さんは3位で表彰です。
帰りは 秩父市役所裏の「珍逹そば」の
ラーメンと駅のこだわりアイス店で閉めました。
男性は女子とペアなら出れますよ!
by大野
第1回伊豆ヶ岳トクィーズレイル大会 11月15日(日)
大会レポート22
第1回さいたま国際マラソンに参加してきました。みなさんご存知かもしれませんが制限時間が4時間と厳しい大会ですが、現在埼玉県には公認のフルマラソンがないためランナー期待の大会です。
リオデジャネイロオリンピック代表を選ぶ日本代表チャレンジャーの部は午前9時10分、一般の部は午前9時40分にスタートです。それまで降っていた雨もスタートには止み、後半は日差しが出る天候は厳しい条件でした。
さいたまスーパーアリーナをスタートし浦和の街中のアップダウンを超えると埼玉スタジアム2002に向かいます。途中の15㎞付近では女子の先頭とすれ違いました。吉田香織選手が3位で上位の外国人選手を追いかけていました(この先の35㎞過ぎで2位の選手を抜いて最終2位でフィニッシュ!)
第1回さいたま国際マラソン 11月15日(日)
大会レポート23
30㎞手前の東北自動車道を超えるアップダウンはかなり応えました。35㎞過ぎで再び浦和の街中に戻りますが、ここからのアップダウンがさらにきつくペースを落としそうになりますが沿道の声援が続き、何とか持ちこたえさいたまスーパーアリーナに戻りゴール。個人的には念願の3時間30分を切ることが出来、自己ベストを更新できました。
コース自体がきつく完走率は男子74%女子56%でぎりぎりサブ4のランナーに厳しい条件ですが、さいたまスーパーアリーナを使用できること、沿道の応援が途切れないこと、高崎線沿線に住んでいると移動が楽なことから我こそはと挑戦する方にはお勧めです。
by黒澤
エイドも多くて、すべてで水とスポドリが用意されていて、地元のパティスリーのロールケーキも一切れ丸ごと配っていました。
長くて急な坂道、緩急取り混ぜた繰り返しのアップダウン、坂道大好きなランナーにはお勧めだと思います。
By 新井晴子
風もなく、絶好のマラソン日和でした。
高低差240mというタフなコースで、スタートから6kmで200m程登ります。
折り返しなので、ここさえクリアすれば、後は何とかなるだろうと思っていたら、とんでもない! 勝負は後半でした...
12km過ぎから、細かいアップダウンが続いて、ここも折り返しなので、行きに下れば帰りはこの坂を登るのかとうんざりしながらも、何とかゴール出来ました。
走り終わって、キムトマうどんを食べていたら、ベアリスメンバーの栗原君に遭遇して、二人でハードだったね、知ってたらエントリーしなかったよねなどと話して労をねぎらいました。
一緒にホノルルに行った、群馬の河原ランナーズの方にもお会いしました、懐かしかった。
キツいコースだったけれども、駐車場も近くてスムーズで、無料でうどん、おにぎり、しゃぶしゃぶなどが配られて、沿道の応援も素晴らしかったです。
後半に沿道のおじさんから、「いい走りだね、残り2kmで20人抜けるよ」と声をかけられ、その気になって、16人抜きました。(^_^)V
上州藤岡蚕(SUN)マラソン 11月29日(日)
大会レポート24
熊谷市報の表紙に掲載されました
第9回お宝登山・長瀞アルプスレイルレース 12月13日(日)
大会レポート26
この大会は宝登山ロープウェイの駐車場をスタートして長瀞アルプスと呼ばれる宝登山から野上駅に向かうハイキング道を走る大会です。ベアリスランニングクラブからは合計5人参加しました。
当日は小雨が降る天候で山道や階段が滑りやすい状態でした。通常のロードの大会と比べるとトレイルの大会は雰囲気が違いアウエー感がいっぱいです。
舗装路も急な下り坂は滑りやすく慎重に走りましたが、トレイルに慣れているランナーはものすごい速さで駆け下っていきます。天狗山を回った後は宝登山の山頂に向かって階段を上り、最後はひたすら下るのですが、前半で足を使いすぎしまいボロボロでした。
このレースはスタート地点まで戻った後に大きくUターンして権田山も回ります。約2㎞ですがゴールが見えた後だけに精神的に応えます。
自分は昨年よりも約2分遅くゴールしました。ベアリスの他の参加の方も無事に全員ゴールしています(トレイルなので当然?途中で転んでしまいましたが・・)
ベアリスの会員の方が住んでいる埼玉県北からは参加しやすい大会ですが、それなりにきついので気持ちの準備が必要ですね。
by 黒澤
年内最後のレースとしてエントリーしました。
多くのランナーは、年内集大成として、また少し遅い紅葉の景色を楽しんで走るようです。
写真には、7名しか映っていませんが、他にもベアリスメンバーがたくさん出場していました。(一郎くんのコスプレも健在でした。来年大河の真田丸)
コースは、10kmもハーフも大きなアップダウンが何カ所もあって、メリハリがあるコースです。
終わったあとは、ピザ・サラダバー&ソフトクリーム食べ放題で走った以上にたっぷり食べてしまって、楽しく美味しいランチを過ごせました。
第23回小川和紙マラソン 12月13日(日)
大会レポート27
この大会はハーフ、10㎞、5㎞のほかに大人でも参加できる3㎞の部があります。
今回は短い距離をどのくらい速く走れるのか試したいので3㎞の部に参加しました。中学生以上の各カテゴリーが一斉にスタートするので、バリバリやっている中学陸上部の男子、女子に紛れて前方からスタート。
トラックを半周走りロードに向かいます。中学生の速さは尋常ではありません。スタート前に前方に作業着&ヘルメットの男性がいて、この人には負けたくない!と思っていましたが、相当早く、ついていくのがやっとでした。しかしラスト1㎞で相手がペースダウンし抜くことができました。しかしトラックに戻ると、別の足音が後ろから聞こえ、追い上げられ限界までペースを上げましたが残り50mでかわされてしまいました。その方はおそらく自分より年上の方でしたが、速い人はさすがに速いですね。ゴール後にはお互いの力走を称えあいました。
何とか3㎞を10分58秒で走り切り念願の陸上人生初の6位入賞でした。後で結果を見たら5位とは1秒差だったのでもう少し頑張ればよかったと悔しい思いもしています。
自分は真剣に走りに行きましたが、後ろの方はかなりゆるゆるな感じでした。制限時間も30分と1㎞10分ペースでも完走できます。3㎞の部は中学生までのことが多いのでまだ大会に参加したことがない方で長い距離は不安な方にはお勧めです。
by 黒澤
第20回加須こいのぼりマラソン 12月6日(日)
大会レポート25
左から
李鳳柱のコーチ、
李鳳柱(アトランタ五輪マラソン銀メダル)
通訳の方
地元のランナーと
孫基禎の功績を称えるブース
ハーフマラソンレース風景 漢江沿いのコース
10kmの部スタート前
唐突ですが、このページをご覧になっている方で「孫基禎」というマラソンランナーの名前をどれくらいご存知でしょうか?おそらく、ほとんどの方は初めて聞くことでしょう。ベルリンオリンピック(1936)のマラソンで金メダルを獲得した韓国人ランナーです。当時、朝鮮半島は日本の植民地支配下でしたので、日の丸を付けて走らざるを得なかった悲劇のランナーです。日本語では「ソンキテイ」と読みます。韓国語では「ソンギジョン」です。植民地支配下にあったランナーの悲哀については、後で改めて述べたいと思います。
このマラソン大会は彼の功績を称えると同時に、現在は分断状態にある朝鮮半島の統一をも目指し開催されています。今回で11回目の開催です。まず始めに、私がこの大会に出場した理由をお話しましょう。
2016年度に「NPO法人日本市民スポーツ海外交流協会」と「スポーツと平和を考えるユネスコクラブ」が共催して、日本からこの大会への参加ツアーを組む予定です。そして両方の団体の理事をつとめる私は、その下見としてハーフの部を走り、また主催者と打合せをしてきました。実は、昨年度もこの大会に参加すべくソウルまで行ったのですが、現地の支援者が間違った大会日程を知らせてきたためレース1週間前に到着してしまい、実際には走ることができませんでした。仕方がないので主催者に面会して、私たちの計画を伝えるだけで帰国するというハプニングがありました。
さて、この大会の実施種目は5km、10km、ハーフマラソン、フルマラソンの4部門です。参加者数は各部門合わせて約13,000人。フルは男女合わせて約700名ですからメインの種目とは言えない状況です。スタート・フィニッシュはソウルオリンピック(1988)のメインスタジアムです。全体的な印象ですが、大会の様子は日本の20年前くらいの感じでしょうか?ランニングウエアこそ現在の日本人の多くのランナーが身に着けているものと変わりませんが、大会の運営の仕方や雰囲気がちょっと遅れているようです。具体的にいくつかあげると、まず遅いランナーはあまり大事にされていません。これはひじょうに残念!
フルマラソン4時間近くかかる選手のフィニッシュ時には、大会関係者とランナーの友人・家族らしき人たちしか残っていないのです。ですから拍手もパラパラ。サブフォーのランナーですから、練習もしっかり積んできたはずです。その選手に対してこの出迎えではちょっと(すごく?)気の毒な気持ちになりました。また女子のフルマラソン参加割合がまだ低いことです。東京マラソンでは約20パーセントが女性ランナーですが、この大会は8%でした。
フルマラソンの部は、スタートが9時で14時がフィニッシュ制限時刻(制限タイム5時間)。5km、10km、ハーフの選手は、ほとんどが正午までにはフィニッシュして、その後はフルの部の応援をしないでサッサと帰ってしまいました。おまけに芸能ステージやイベントブースも13時頃から片付けを始めてしまいましたので、フル4時間以上のランナーはまるで味噌カス扱いです。
次に沿道の観衆の様子について。コースは漢江沿いの比較的平坦で単調なコースで観衆は少なめでした。まあ、それは良いとして、その観衆もおとなしくて、ただ眺めているだけという人々がほとんどです。おそらく、声をかけるのが照れくさいとか恥ずかしいと思っているのでしょうが、これには少々物足りなさを感じる日本人は多いと思います。ベアリス30km大会でも、スタッフはもっとずっと熱い声援を送っています。
また、大会の競技レベルですがあまり高くはありません。今回の優勝タイムは、男女それぞれ2時間35分40秒と2時間53分49秒。6位入賞ラインとなるとずっと下がって2時間42分18秒と3時間22分45秒でした。ベアリスの会員でも入賞を狙えるのでは?そんなレベルです。
こうした地味な雰囲気の大会ですが、嬉しいことは参加費が安いわりに参加賞が良いことでしょうか?フルの部は40,000ウォン(日本円で約4,000円)で参加賞は高機能長袖Tシャツとランニングキャップ。そして完走すれば完走メダルです。韓国のマラソン大会は、日本に較べて総じて参加費が安い(慶州さくらマラソン5,500円、済州島国際観光マラソン4,000円等)けれど、この大会は特に参加賞がいいですね。
それでは最後に、孫基禎選手のプロフィールを紹介しましょう。孫選手(1912~2002)は、中国との国境付近を流れる鴨緑江沿いにある新義州という寒村で生まれ育ちました。家庭はとても貧しく、生活費を稼ぐために子供のころから昼は学校、放課後は行商へという生活をしていたそうです。そんな生活の中で、お金のかかる運動用具を特には必要としない走ることに熱中していくのです。元々走る素質があったのでしょう。校内大会、地域の大会、郡の大会とその活躍の場をどんどん広げて行くのです。そして最後には、ベルリンオリンピック(1936)に日本代表選手として出場し、見事金メダルを獲得することになったのです。なお、その時の銅メダリストは同じく韓半島出身の南昇龍選手でした。
オリンピックで金メダルを獲得し、その後は幸せな人生の始まりと思いきや、悲劇はこの時はじまるのです。自伝によると「優勝の表彰台で、ポールにはためく日章旗をながめながら「君が代」を耳にすることは耐えられない屈辱であった。私は思わず頭を垂れた。そして考えてみた。果たして私が日本の国民なのかどうか。だとすれば、日本人の朝鮮同胞に対する虐待は、いったい何を意味するのだ」そして同胞がオリンピックのマラソンで金・銅ふたつのメダルを獲得したことにより、日本に統治支配されていた韓半島の人々の民族独立運動の意識が一気に盛り上がってきたのです。
この状況を恐れた日本政府の朝鮮総督府は、オリンピック後はマラソン優勝のいっさいの祝賀行事を禁止してしまったのです。さらには、複数の警察官が孫選手の身辺警護という名目のもと24時間体制で彼の行動を監視するようになったのです。孫選手はその後、明治大学に入学することになったのですが、入学の条件として競技生活はいっさい行わないことや大勢の人たちが集まる会合への出席はしないことなどの条件を付けられてしまいました。
こうしたひどい仕打ちを受けながらも、孫選手は日本と日本人を完全に恨むことはしませんでした。それには、ひとりの日本人の存在が大きく影響を与えたのでした。その人の名前は「大島鎌吉」といいます。最後にこの人と孫基禎とのかかわりを紹介してこのレポートを結びたいと思います。
大島鎌吉はベルリンオリンピック日本選手団の旗手を務め、陸上競技チームのキャプテンでもありました。このオリンピックは三段跳で6位入賞し、前回大会のロサンゼルスでは銅メダルを獲得している優れたアスリートです。当時は毎日新聞社の記者でした。事件(?)はオリンピック開会式の8月1日に起こりました。開会式で日本選手団の行進は女子選手が前、男子選手がその後に続くように決められていました。また、それぞれ背の低い順に並ぶとも決められていたようです。その結果、背の低い孫選手の後ろに並ぶようになった陸軍所属の馬術選手は「なぜ我々が朝鮮人の後ろを歩かねばならんのだ」と不満を漏らしました。これを聞いた大島はその馬術選手を一喝したのです。「ふざけるな!ここはオリンピックの舞台だ。平和の祭典だ。朝鮮人も日本人もない。気に入らないならこの場を去れ」
この光景を目の当たりにした孫選手は、大島に人間的な信頼を寄せるようになり「兄のように慕ってついて行きたい」と思うようになったのです。そして二人の親交はそのあと終生続いたのです。(以上滝口隆司著:五輪の哲人 大島鎌吉物語より)
私の所属する両団体は、この大会を日韓の草の根平和交流に最適なスポーツイベントと考えています。来年度のツアーは単に大会に出場するだけではなく、地元の韓国人ランナーと合同練習会や懇親会も行い大いに交流を図りたいと計画しています。ツアー要項が出来あがりましたらベアリスの会員の皆さまにもご案内いたしますので、その時には積極的なご参加をお待ちいたします。
by 小林 均
孫基禎平和マラソン(Son Kee Chung Peace Marathon)
2015年11月22日(金) 於ソウル(韓国)
大会レポート26