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第3回ベアリス障がい者スポーツ交流会 ふれあい車いす運動会 9月12日(土)

2015年9月12日に第3回ベアリス障がい者スポーツ交流会 ふれあい車いす運動会が開催されました。その週は台風や集中豪雨などもありましたが、大会当日は天候にも恵まれ、ベアリスから19名、外部から18名、ボランティアや立正大学の学生も合わせると総勢60名以上の大会となりました。

 

今回の大会では「スポーツ・フォー・オール」の精神を更に発展させ身体障がい者、視覚障がい者、健常者が同じスタートラインに立ち、同じレースで競技を行いました。

 

まず、30m、50m、100mの短距離走では、多くの方が参加され競技を楽しみました。特に健常者の方は普段車いすに触れる機会があまり無いので、車いすの操作にすら戸惑う様子が多く見られました。ただそれでも参加者の多くは全力疾走をしたため、翌日以降に腕と肩、肩甲骨などが筋肉痛になってしまったのではないでしょうか。その一方レーサーで参加された競技者の間では、好記録が続出。「自己ベストは出ませんでしたが、いい記録がでました」と笑顔で話す参加者もいました。

 

また30mと50mでは視覚障がい者のガイド役となる「進藤レール」が大活躍。視覚障がい者も他の競技者に交じって競い合っていました。今後この競技から、新たなギネス記録が認定されるかもしれません。

 

次に800m、3,000mは健常者や視覚障がい者の参加はありませんでしたが、疾走するレーサーを全員で精いっぱい応援しました。

 

午前と午後の競技の合間には、車いすパン食い競争も行われました。パン食い競争は幼稚園の時以来とおっしゃる方もおり、みんなゆれるパンに大苦戦。見た目よりも難しい競技に、隠れて手でパンをとってしまう選手もいました。また障がい者の子どもと健常者のおかあさん親子が名勝負を繰り広げたり、視覚障がい者も健常者同様に参加したりと見どころ満載となりました。

 

最後には、地域交流委員会メンバーと山西先生の発案で、急きょ車いすリレーが開催されました。これには選手だけではなく、付き添いの方、立正大学の学生、先生、ボランティアの方など全ての人が、4チームに分かれて競技を行いました。車いすの操作に苦労する方や、子どもを車いすにのせて後ろから押す方、バトンのボールを落とす方など、いろいろなハプニングが続出しました。その場で編成されたチームでしたが、勝負はとても盛り上がり、参加者同士の交流も深まりました。

 

今年の大会は昨年以上にアットホームな大会が開催出来たと思います。来年はさらにスケールアップした大会を企画したいと思いますので、みなさんも是非参加ください。

 

                                       地域交流委員会委員長 丸橋 隆行

参加された選手の方、スタッフの方、ご協力ありがとうございました。

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