大会レポート10
行田鉄剣マラソン 4月1日(日)
行田鉄剣マラソンハーフを走りました。
大会の2,3日前から花粉症の症状が酷く正直マラソン走れるのかなという気分でしたが、丁度桜の満開の時期と重なり、コースの桜並木を走ることを楽しみに気持ちを奮い立たせ望みました。
今回はベアリスメンバーとは会えませんで したが、いつもの会社のラン仲間に合え、仲間とスタート地点に向かいました。
最初の10キロくらいまでは距離稼ぎのため、田んぼのあぜ道のようなところを走るため、あまり景色を楽しめませんが、武蔵水路からさきたま緑道は桜並木で、折り返しコースのため満開の桜を2度楽しめ、更に行き会う仲間と声を掛け合うことで、ペースが落ち掛ける中弛みを抑えることができました。その後15キロ地点からは行田の古墳群の中を走るというマラソンコースとしては珍しいルートとなっていました。
今回は体調不良からタイムは平凡なレベルでしたが、満開の桜の中を走れたのは良いな体験でした。
ゴール後はいつもの増田明美さんとの握手で励まされました。
敢えて希望を言えば、折角 ”陸王杯”という名前をつけたのであれば、ロケ地の水上公園辺りをコースに取り込んでくれたら更に良かったと思いました。
by 森村弘文
大会レポート11
第22回本庄早稲田の杜クロスカントリー&ハーフマラソン
4月8日(日)
Bear Ris
NPO法人
ランニングクラブ
熊谷市拠点のビギナーからシリアスランナーまでの
ベアリスランニングクラブ
本年度第1回目の公開講座が7月18日(土)に立正大学で開催されました。内容は、私たちランナーが故障を防ぐために明日からすぐ実践できるトレーニング(特にウォーミングアップとクーリングダウン)と故障予防につながるランニングに対する考え方でした。当日参加できなかった会員の方のために、講座の内容を簡単にレポートいたします。
この日のテーマは「ランニング障害の予防と対処」で、講師は快体健歩療術院院長の佐々木誠先生でした。佐々木先生は社会人になり市民ランナーとして走り始めた方です。ご自身が故障で苦しんだ時に足と靴の大切さを痛感し、その後シューズフィッティングや各種手技療法をそれぞれの専門学校で学び10年前に開業。それと同時にランニングクラブを主宰し、年間をとおして数多くの練習会・講習会を開催しています。ですから、佐々木先生はこれまで様々なタイプのランナーに接し、また数多くの故障症例を扱ってきています。
さて、当日の具体的講座内容ですが、次のような流れで進んで行きました。
1.故障・ランニング障害とは:故障の程度と痛みの強弱は違うとのこと。痛みに対しては、敏感な人とそうでない人がいる。
2.ランニング障害の原因:
①状態要因
各ランナーの身体はそれぞれ違うということ。個人差があるので注意。
同じトレーニングをしても、故障しやすい人と頑丈な人がいる。
②トレーニング要因
初めてのトレーニング内容や急激なトレーニング量の増大は故障の原因となりやすい。
走行量よりもスピードの方が故障の引き金になり易い。
例として短い距離の駅伝大会などは要注意。
③その他
シューズや走る場所の路面にも注意が必要。
3.ランニング障害への対処:
①早期対処
どうにか走れるから治療しないで続ける。そして悪化させてしまう例が多い。
②積極的リラクゼーション
心身ともにリラックスできる時間の確保。
何のためのランニングなのか。本末転倒しないように
③原因、症状の明確化
まず、これを突き止め、その後治療方法を決める。
整形外科では検査はできるが、原因を特定し治療方法を決めるのは難しいのでは?
④改善策の実践
薬、マッサージ、ストレッチ、テーピング、アイシング、鍼灸、インソール等。
⑤段階的復帰
痛みがなくなっても、慎重に徐々に練習内容を増やすことが大切。
4.ランニング障害の予防:
①トレーニングの見直し
トレーニング計画なして走っている人が多い。
自分のトレーニングを客観的に見るために計画は必要。
②ウォーミングアップ・クーリングダウンの実践
走行距離・走行時間だけにとらわれず、忙しくともトレーニングの一部として必ずおこないたい。
③運動器の改善
ただ走るだけでなく、バランス向上や筋力アップの為のトレーニングを入れたい。走っていれば すべてが鍛えられるわけではない。
④オーダーインソール
脚や足にダメージを受けやすい形状を持つランナーは試す価値がある。
公開講座 平成27年7月19日(土)
佐々木先生が強調されていたのは、ハウツー的な故障予防のトレーニングメニューを覚えることはもちろん大事だが、各人にとってランニングはどんな存在なのかをよく認識することの方がより重要であるという点です。つまりランニングは、自分の生活の中でどのくらい大切なのか、痛みがあっても無理して走らなければならないものなのか等々を考えることが故障予防の一番のポイントとなるということです。
またレース参加についても、日頃のトレーニング内容を無視したような無謀なやりかたは故障を招くと注意を促していました。
教室での講義のあと、場所を9号館のホールに移して、ウォーミングアップとクーリングダウンの実技指導がおこなわれました。ここではバランスアップのためのトレーニングも紹介していただき、受講者の皆さんは熱心に取り組んでいました。
会員のみなさまには、この講座で学んだことを生かして故障のないランニングライフを目指していただきたいと思います。
講 師 佐々木 誠氏
テーマ 「ランニング障害の予防と対処」
講座後の実践ウォーミングアップ